小児矯正

適切な歯並びと
かみ合わせの重要性

不正咬合を改善することが歯を残すことの一番の近道

8020運動8020運動(80歳で20本の歯を保つ運動)に関する調査では、80歳以上で20本以上の自分の歯が残っていた方の約85%が正常咬合(正しいかみ合わせ)であったことが分かっています。
一方で、受け口(反対咬合)や開咬の方では、8020の達成者は0人という結果でした。また、叢生(歯のでこぼこ)・出っ歯・過蓋咬合(かみ合わせが深い状態)の方も、達成率は30%未満にとどまっています。 (引用:Dental Prescale®を用いた8020達成者の咬合調査)
20本以上の歯があれば、硬いものもしっかり噛んで食べることができ、食事を楽しむことができます。よく噛めることは、消化や栄養吸収を助けるだけでなく、全身の健康維持にも深く関わっています。
お口の健康は、体の健康の入口です。将来、自分の歯で食事を楽しみ続けるためにも、子どもの頃から正しい歯並び・かみ合わせを整えていくことが大切です。
早期のチェックと適切な対応で、一生使える大切な歯を守っていきましょう。

引用:【e-ヘルスネット】https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-01-003

悪い歯並びを放置することの
リスク

むし歯や歯周病になりやすくなる

むし歯歯並びが悪いと、歯と歯が重なった部分や凹凸の多い部分に汚れが溜まりやすくなります。歯ブラシが十分に届かず、磨き残しが増えることで、むし歯や歯周病のリスクが高まります。これが将来的な歯の喪失につながることもあります。

上手くかめなくなる

かみ合わせが乱れていると、食べ物を効率よく噛むことができません。よく噛めない状態が続くと、消化器官に負担がかかったり、特定の歯に過度な力が集中して歯が傷みやすくなったりする原因になります。

発音・滑舌が悪くなる

歯並びやかみ合わせは、正しい発音にも大きく関係しています。特にサ行・タ行・ラ行などは歯の位置の影響を受けやすく、歯並びが悪いと発音が不明瞭になり、滑舌の悪さが気になることがあります。

口臭の原因になる

歯並びが悪いと、歯と歯の間や重なった部分に食べかすや細菌が残りやすくなります。これらが原因で細菌が増殖し、口臭を引き起こすことがあります。

お子様にこのような癖は
ありませんか?

下記当てはまるものがありましたら
お気軽に「矯正相談」へ

無料小児矯正相談下記の癖はお子様の歯並びを悪くする原因になります。
当院では、小児矯正はもちろん、プレオルソを用いたお口周りの筋肉トレーニングを並行して行い、永久歯が正しい位置に生えてくるようにサポートいたします。

  • お口が開いている
  • 口呼吸をしている
  • 指しゃぶりを辞められない
  • 頬杖をよくしている
  • 唇をよく噛む
  • うつ伏せで寝ている
  • 舌で前歯を押している
  • いびきをかいている
  • 横向きで寝ている
  • 歯ぎしりがひどい

歯並び・かみ合わせを悪くする
日常的な要因

指しゃぶりや舌癖

指しゃぶり

指しゃぶりや下唇を噛む癖が長期間続くと、前歯やあごに持続的な力が加わり、歯が本来あるべき位置から少しずつ移動してしまいます。
その結果、出っ歯や歯のでこぼこ、上下の歯が正しく噛み合わないといった歯ならびの乱れにつながる可能性があります。また、舌で前歯を押す癖や舌を前に突き出す癖がある場合も、歯に内側から力がかかり、歯列やかみ合わせに悪影響を及ぼします。
これらの癖は無意識のうちに行われることが多いため、早めの気づきと対応が重要です。

むし歯や歯周病

むし歯や歯周病子どもの歯がむし歯や歯周病になると、歯を支えている歯槽骨が弱くなり、歯が動きやすい状態になります。
その結果、歯が傾いたり移動したりして、歯ならびが乱れる原因となります。さらに、むし歯が進行して抜歯が必要になった場合、そのまま空いたスペースを放置すると、周囲の歯が徐々に倒れ込んだり移動したりして、全体の歯列バランスが崩れてしまいます。

口呼吸

口呼吸口呼吸が習慣化すると、舌の位置が本来あるべき上あごから離れ、前方や低い位置に下がりやすくなります。
その結果、舌や口周りの筋肉のバランスが崩れ、歯を内側から押し出す力が加わり、歯並びが悪くなる原因になります。鼻づまりやアレルギーなどで口呼吸になっている場合は、歯科医院だけでなく必要に応じて耳鼻咽喉科を受診し、原因の改善を図ることも大切です。

食生活

食生活やわらかい食べ物ばかりを食べる食生活が続くと、噛む回数が減り、顎の骨や筋肉が十分に発達しにくくなります。
あごの成長が不十分だと、永久歯が生えるスペースが足りなくなり、歯が重なったり、歯列からはみ出したりして歯ならびが乱れやすくなります。
成長期には、よく噛む習慣を身につけることが、健全な顎の発育と正しい歯ならびにつながります。

小児矯正について

小児歯科

小児矯正は子どもの成長期に行われる矯正治療で、乳歯と永久歯の混在期に行います。歯並びや顎の成長・バランスをコントロールし、将来的な正しい歯並びや噛み合わせを目指します。お子さんの歯並びや噛み合わせに気になる点があれば早めにご相談ください。最適な治療法を提案します。

小児矯正を受ける必要がある歯並びの種類

出っ歯

出っ歯

受け口

受け口

過蓋咬合【かみ合わせが深すぎる】

過蓋咬合

叢生【歯並びがデコボコしている】

叢生

上下の歯がかみ合わない

開咬

小児矯正を行うメリット

顎の発育を利用して治療できる

小児矯正は、お子さんの成長期に顎の発育を活用して治療を行います。骨の成長を正しい方向に導くことで、受け口や出っ歯などの歯並びの問題を改善できます。10歳前後から治療が難しくなるため、早めの相談が重要です。

歯が動きやすい

お子さんの口腔内の骨はまだ成熟しておらず、大人の骨と比べて柔軟です。そのため、わずかな力でも歯を動かすことができます。少しの力をかけるだけのため、大きな痛みはありません。また、矯正期間も比較的短くなり、お子さんの負担を軽減できます。

抜歯を回避できる可能性が高い

小児矯正では、適切なタイミングで治療を行うことで抜歯を回避することができる可能性があります。顎の成長期に合わせて歯並びを調整することで、十分なスペースを確保し、歯の正しい位置へ誘導します。早期の相談と適切な治療によって、深刻な歯の不正咬合でも抜歯を回避することができます。

矯正装置に慣れやすい

お子さんは大人と比べて適応能力が高いため、矯正装置に比較的早く慣れます。また、お口まわりの筋肉や歯、歯ぐきが矯正治療後の歯並び・噛み合わせに適応しやすいこともメリットです。

費用が抑えられる

小児矯正は、大人になってから行う矯正治療と比べて治療期間が短くなる傾向があります。治療期間が短くなればなるほどに治療費を抑えることができます。

当院で行う
小児矯正

一期治療で使用する装置

一期治療は、乳歯列期および混合歯列期に行う矯正治療です。成長期のお子さんの歯並びや顎の発育を整え、将来的に永久歯がきれいに生えそろうように促します。

プレオルソ

プレオルソ

プレオルソは、歯ならびだけでなく、咬み合わせやお口の開き、口呼吸から鼻呼吸への改善、正しい飲み込みや発音のトレーニングなど、お子さんの健康な体への導きを目的としたマウスピース式矯正装置です。この治療法は、永久歯の生え変わる前の5歳~10歳ぐらいの骨が柔らかい時期に行われ、大きな効果が期待できます。
プレオルソは「家にいるとき」と「寝ているとき」にのみ装着するため、お子さんでも負担なく始めることができます。

タングクリブ

タングリブは、主にお子様の舌癖を改善することに効果的な矯正装置です。舌癖のほとんどは、舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)と呼ばれる、舌を前に伸ばしてしまうことを指します。歯列は、舌が内側から加える圧力と、唇や頬が外側から加える圧力によって決まります。舌を前に出すことが習慣化していると、上顎と下顎の前歯が舌の圧力によって前方に押し出されてしまいます。その結果、口腔内のバランスが崩れて出っ歯などに不正歯列になりやすくなります。タングリブを上顎に装着していると、前歯部についている金属ワイヤーに舌が当たるため違和感を覚えます。その結果、舌を前に出す癖を改善することができる可能性が高いです。

FKO(アクチバトール)・バイオネーター

FKO(アクチバトール)やバイオネーターは、機能的矯正装置の一種で、上顎と下顎の成長を促進または抑制することで骨格のバランスを改善し、健全な骨格に近づけます。

拡大床装置

急速拡大装置

拡大床装置は、取り外せる可撤式の矯正装置です。装置の中央にはネジ回し(スクリュータイプ)が組み込まれており、ネジを回すことで装置が開き、顎を拡大できます。装置が固定されているため、より強力な力がかかり、顎を迅速かつ効果的に広げることが可能です。

バンドループ(乳歯が抜けてしまったら)

乳歯がむし歯や外傷によって早期に失われると、欠損部分を放置すると隣の歯が傾いたり、噛み合わせや歯並びが乱れる可能性があります。バンドループは金属の環状のループで、第1乳臼歯(奥歯から数えて2番目の乳歯)の早期欠損時に使用される装置です。これにより、欠損したスペースを保持し、将来的な永久歯の正常な生え方を促します。

ヘッドギア

ヘッドギアは、上顎が下顎よりも大きく前に成長している上顎前突を悪化させないための顎の成長コントロールや、上顎の奥歯の位置調整に用いる矯正装置です。お子様の成長段階や歯列の状態に適した時期にヘッドギアを使用することで、上顎の過剰な成長を抑制すると同時に、下顎の骨の正しい発育を促進します。また、乳歯をむし歯などによって早期に失ってしまい、前方に移動した奥歯を後ろに戻すことで、永久歯の生えるスペースを確保する効果も期待できます。

咬合斜面板(スライディングプレート)

かみ合わせが深い場合に使用する装置です。

リンガルアーチ(舌側弧線装置)

前歯部の反対咬合の改善や、乳歯脱落時の歯列への悪影響を防止する装置です。

MPA(上顎前方牽引装置)

上あごに力をかけて前方に成長させ、同時に下あごの成長を抑制させる装置です。

二期治療で使用する装置

二期治療は、小児の矯正のうち、永久歯が生え揃ってから行う治療です。一期治療を行っても永久歯がきれいに並ばなかった場合に、さらなる歯並びや噛み合わせの改善を目的に行います。

ワイヤー矯正(マルチブラケット)

ワイヤー矯正(マルチブラケット)

ワイヤー矯正(マルチブラケット)は、歯に装着したブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーの弾性を利用して歯並びを整える矯正治療です。治療の進行に伴って、ワイヤーを交換したり調整したりすることで、矯正効果を最大限に引き出します。

マウスピース矯正(インビザラインGO)

マウスピース矯正(インビザラインGO)

当院では前歯の矯正に特化したマウスピース矯正「インビザラインGO」を行っています。透明なマウスピース型の装置を装着し、歯の位置を調整する矯正治療です。装置が透明で目立たず、取り外しが容易なため、周りの人に気づかれにくいうえに少ない負担で歯並び・噛み合わせを整えることができます。全顎矯正を行う場合は連携専門医院に紹介することがあります。

インビザラインGOについて

小児矯正についてよくある質問

子どもの歯並びは何歳で相談すべきですか?

前歯が大人の歯に生え変わる5~7歳がもっとも好ましいです。この時期を逃すと治療方法に制限が出てきてしまうことが多いです。ただしお子さんの成長スピードには個人差があるのであくまで年齢は目安です。当院では子どもの歯並び相談を無料で行っておりますのでぜひご活用ください。

子どもの歯(乳歯)が綺麗に生えていたら大人の歯(永久歯)も綺麗に生えますか?

乳歯の時は綺麗な歯並びだったのに永久歯が生えてきたら歯並びが凸凹になってしまったなんて相談をよく受けます。実は乳歯と永久歯は歯のサイズが違います。乳歯は小さく、永久歯は大きいです。(前歯でいうと1,3倍の大きさ)
小さい乳歯が抜けてそこに大きい永久歯が生えてくるとスペースが足りず、無理やり生えようとするので生える位置がズレてしまいます。つまり見るべき大事な点は歯並びではなく顎の大きさなのです。永久歯が生えても大丈夫な余裕がある顎の発育をしているのかどうかが大切です。当院では要望があればしっかりと顎の状態まで検査し、説明に納得していただけた上で矯正治療に入るようにしています。

歯並びが悪いとどうなりますか?

歯並びが凸凹だと歯磨きが難しく、汚れがついたままでいることが多くなり、むし歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。将来的に歯並びがいい人に比べるとむし歯や歯周病にかかりやすいことにより歯の寿命に悪影響が出ることが多いです。また嚙む力がアンバランスになるため顎の関節に負担がかかり顎関節症になるケースもございます。

小児マウスピース治療とワイヤー矯正の違いは?

小児マウスピース治療はワイヤー矯正と比べると取り外しができるため食事と歯磨きの時に影響がない、ワイヤーが刺さったりなどがないため口内炎になりにくい、痛みが少ない、費用が安価であるなどの特徴があります。ただし年齢による発育状態や本人が口の中に入れていられるかなども関係してくるのですべてのお子さんに対応できるものではありません。重度の方ですと治りきらずに外科処置やワイヤー矯正が必要になってくるケースもございます。詳しくは当院の歯科医師がしっかりと個人の状態に合わせてご説明致します。

小児マウスピース矯正の実際の流れは?

子どもの歯並び無料相談を受けていただいた方のうち希望者のみ矯正検査を行います。
そして検査の結果で小児マウスピース矯正が適応となった場合はマウスピースの製作を行います。マウスピースは月に1回来院していただき経過を観察し、1年に1回作り直す形となります。前歯が生え変わる5~7歳からスタートし、永久歯が生えそろった11~14歳ごろに治療が終了となります。矯正検査と1年に1回のマウスピース製作は有料です。

小児矯正の症例
~プレオルソ~

Befoer

After

主訴 下の歯が前になっているのが気になる
年齢・性別 9歳・男性
治療内容 プレオルソ
治療総額 検査費4万+プレオルソ作製7万円
治療期間 1年間、月1通院
リスク・副作用 毎日のトレーニングを怠ると、良い結果が得られない可能性があります。寝る前に装置を入れる必要がありますが、生涯の歯並びを保証するものではありません。成長により通常の矯正治療が必要になる場合もありますし、症状が改善されない場合は他の矯正治療に切り替えることもあります。

Befoer

プレオルソ治療前

After

プレオルソ治療後

主訴 上の前歯の出っ歯が気になる
年齢・性別 10歳・女性
治療内容 プレオルソによる小児マウスピース矯正治療
治療総額 検査費4万+プレオルソ作製7万円
治療期間 1年間、月1通院
リスク・副作用

毎日のトレーニングを怠ると、良い結果が得られない可能性があります。寝る前に装置を入れる必要がありますが、生涯の歯並びを保証するものではありません。成長により通常の矯正治療が必要になる場合もありますし、症状が改善されない場合は他の矯正治療に切り替えることもあります。

 

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当院の矯正治療の注意

他院ですでに矯正治療を開始・途中・中断・終了している方の矯正治療はお断りする場合がございます。

他院ですでに矯正治療を受けた場合に当院の治療方針と著しく乖離している場合は矯正治療をお受けできないことがあります。予めご了承ください。

矯正治療のみでの治療はお断りしております。

矯正治療は虫歯や歯周病の状態により治療の危険性が変わります。したがいまして当院ではしっかりと歯や歯肉に適切な事前処置を行い状態を良好にしてから矯正治療に入ることを前提としております。それらの処置を受けず矯正治療のみ単体でご希望される方もいらっしゃいますが、処置の危険性が高く責任が取れないため、そのようなご希望がある方の場合は当院での矯正治療はお断りさせていただいております(歯や歯肉の処置に関しては基本的には保険治療となります。詳細はご来院時に担当医にご相談ください)矯正治療以外も責任を持って管理できることが当院の強みです。

矯正治療ができる曜日に通院ができるかご確認ください。

2026年現在は月、火、水曜矯正治療の実施曜日となっております。
通院曜日に制限をかけさせていただいておりますので他院の平均相場よりリーズナブルな値段設定にて矯正治療を行っております。つまり、通院曜日を許容できる方であれば平均的な相場価格よりお得に矯正治療ができると考えていただいて構いません。

舌側矯正(裏側矯正)・セラミック矯正は行っておりません。

当院では唇側矯正(金属)およびマウスピース矯正のみを実施しております。
舌側矯正およびセラミック矯正は実施しておりません。これらを実施していない理由は、治療の性質上、歯の動きが非常に遅くなるためです。その結果、治療期間が大幅に長くなり、追加費用が発生する場合がございます。当院では「できるだけ短期間で効率的に」「適正な費用で」矯正治療を提供することを大切にしており、その方針にそぐわない治療法は採用しておりません。

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