【知覚過敏におすすめ】ヒスケアで「しみる」痛みにサヨナラ
こんにちは、植竹歯科医院です。
冷たい水やアイスを食べたとき、あるいは歯ブラシが当たったときに「キーン」としみるような痛みを感じたことはありませんか?これは 知覚過敏 と呼ばれる症状で、患者さんの多くが悩まれています。
知覚過敏は一度症状が出ると、食事や歯磨きがつらくなり、生活の質を下げてしまいます。そんな知覚過敏に効果的なのが、当院でおすすめしている歯磨き粉 「ヒスケア」 です。この記事では、知覚過敏の仕組みとヒスケアの効果、正しい使い方について詳しくご紹介いたします。

1. 知覚過敏とは?
知覚過敏は、歯の象牙質が露出することで起こります。
歯の表面はエナメル質で守られていますが、加齢や歯ぎしり、歯周病の進行により歯ぐきが下がると、象牙質が外に出てしまいます。象牙質には「象牙細管」と呼ばれる無数の小さな管があり、その中を神経に通じる液体が流れています。
冷たい水や歯ブラシの刺激がこの液体を揺らすことで、痛みが神経に伝わり「しみる」症状が起きます。
2. ヒスケアの2大有効成分
ヒスケアには、知覚過敏の痛みを防ぐための有効成分が含まれています。
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乳酸アルミニウム
象牙細管を物理的にふさぎ、外部からの刺激が神経に届くのを防ぎます。
使い続けることでバリアが形成され、痛みが軽減します。 -
硝酸カリウム
神経の過敏な反応を抑えることで、しみる痛みを和らげます。
即効性があり、使用開始から短期間で効果を実感できる方もいます。
さらに、虫歯予防効果のある フッ化ナトリウム(1450ppmF) も配合されており、知覚過敏対策と同時に虫歯予防も可能です。
※6歳以下のお子さまには使用できません。
3. 知覚過敏と虫歯の違い
患者さんからよくいただく質問のひとつに「しみるのは虫歯ですか?」というものがあります。
知覚過敏と虫歯は症状が似ていますが、原因は異なります。
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虫歯:歯が溶けて穴が空き、細菌が神経に近づくことで痛む
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知覚過敏:歯ぐきが下がったりエナメル質が削れ、象牙質が露出することで痛む
歯科医院で診察すれば判別できますが、しみる症状がある方にはまずヒスケアを試していただくことをおすすめします。
4. 正しい使い方
ヒスケアの効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方が大切です。
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歯ブラシに1cm程度つける
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やさしく丁寧に磨く(ゴシゴシせず、軽い力で)
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磨いた後は軽くゆすぎ、成分を口の中に残す
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毎日継続して使うことが重要
特に「しみる部位」に意識して塗り込むようにすると効果的です。
5. ヒスケアが向いている方
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冷たいものや風で歯がしみる方
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ホワイトニング後に一時的な知覚過敏が出ている方
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歯ぎしりや食いしばりが強く、歯ぐきが下がってきた方
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加齢により歯の根元が露出してきた方
こうした方々には、ヒスケアが生活の質を改善する大きな助けとなります。
6. Q&A
Q. どのくらいで効果を感じますか?
→ 個人差はありますが、1〜2週間程度で改善を感じる方が多いです。
Q. 永久的に治りますか?
→ 知覚過敏は症状をコントロールすることはできますが、原因そのものを完全に治すことは難しい場合があります。ヒスケアは継続使用が大切です。
Q. 虫歯治療後でも使えますか?
→ はい、問題ありません。ただし痛みが強い場合は必ず歯科医師にご相談ください。
まとめ
ヒスケアは、知覚過敏の「しみる」痛みをやわらげるだけでなく、虫歯予防効果も兼ね備えた歯磨き粉です。知覚過敏に悩む方にとって、日々の生活を快適にしてくれる強い味方となるでしょう。
当院受付にて販売しておりますので、しみる症状でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
また虫歯によりしみる症状の場合は治療しないと痛みは治りません。
当院の虫歯治療については詳しくはコチラをご覧ください。
