アゴが痛い・口が開けづらい・肩こりがひどい…それ、咬筋のこわばりかもしれません|歯科でできるボトックス治療
「口を開けるとカクッと音が鳴る」
「アゴが痛くて、食事や会話がつらい」
「慢性的な肩こりや頭痛が治らない」
これらの症状、一見バラバラに思えるかもしれませんが、実は共通の原因が隠れている可能性があります。
それが、咬筋(こうきん)という噛む筋肉の“過緊張”=こわばりです。
◆ 咬筋の緊張が引き起こす不調とは?
咬筋は、食事中にだけ使われるわけではありません。
私たちは日常の中で、
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無意識に歯を噛みしめる
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就寝中に歯ぎしりをする
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緊張や集中時に食いしばる
といったクセを持っています。これらが積み重なると、咬筋が常に力んだ状態となり、次のような不調につながることがあります。
◆ 咬筋のこわばりによる症状の一例
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・顎関節症(アゴの痛み、音、開けづらさ)
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・慢性的な肩こり・頭痛
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・食いしばりによるアゴや歯の疲労
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・詰め物・被せ物の破損や歯のすり減り
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・起床時のだるさ・倦怠感
「どこに相談したらいいのかわからなかった」
「口腔外科や整形外科でも解決しなかった」
という方も多くいらっしゃいます。
◆ 改善が期待できる治療=ボトックス注射
こうした症状に対して、当院では**咬筋へのボトックス注射(ボツリヌス治療)**をご提案しています。
これは、過剰に緊張している咬筋の働きをやさしく抑える注射です。
筋肉の緊張が和らぐことで、アゴや顎関節への負担が減少し、さまざまな不快症状の改善が期待されます。
◆ 治療の特徴
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所要時間:約10分前後(カウンセリング別)
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施術は極細針で行い、痛みや腫れは最小限
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効果は6〜9か月ほど持続(薬剤の種類によって前後)。
定期的な施術で安定が望めます。 -
表情筋には作用しないため、表情は自然なままです
◆ 歯科医院で行うことの意味
咬筋は、顎関節・噛み合わせと密接に関わる筋肉です。
歯科では咬筋の状態を日常的に診ているため、筋肉の動き・厚み・位置を正確に把握した上で、安全かつ効果的に注射できます。
さらに、必要に応じてマウスピースや咬合調整、顎関節への物理療法など、歯科ならではの複合的な治療も可能です。
◆ このような方におすすめです
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・顎関節症(アゴの痛み・音・開けづらさ)と診断された方
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・朝起きるとアゴがだるい・疲れている
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・肩こりや頭痛の原因がはっきりせず悩んでいる
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・歯ぎしり・食いしばりの自覚がある
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・マウスピースだけでは改善が見られなかった方
◆ ボトックス=美容だけではありません
ボトックスは、美容目的のイメージが強いかもしれませんが、もともとは医療用として開発された、安全性の高い治療法です。
咬筋への注射は、歯科や口腔外科領域でも長年実績があり、海外でも広く実施されています。
表情を変えることなく、生活の質を高めることが目的です。
「見た目ではなく、毎日の不調をなんとかしたい」
そんな方にも適した治療と言えるでしょう。
◆ まずはお気軽にご相談ください
「注射は初めてで不安」
「ほんとうに効果があるのか不安」
そんな気持ちをお持ちの方でも、当院では十分な説明・診察の上でご納得いただいてからの治療を行っております。
肩こり・アゴの違和感・頭痛などにお悩みの方、ぜひ一度、筋肉からのアプローチをご検討ください。
■ エラやあごの症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください
植竹歯科医院では、症状のある方へのボトックス治療を保険外診療として丁寧に行っております。
顎関節症や食いしばりの治療をお考えの方はもちろん、フェイスラインのお悩みをお持ちの方にも最適です。
当院のボトックス(ボツリヌストキシン注射)治療についてはコチラから詳細をご覧ください。