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結局どのインプラントがいいの?

インプラント

こんにちは。今回は、歯の未来を考える上で欠かせないトピック、それが『インプラント』についてです。歯の代わりとして注目されているインプラントには様々な種類があり、それを製造するメーカーもたくさん存在します。では、一緒に見ていきましょう。

インプラントの基本

インプラントは、歯の根っこのようなもので、失った歯の代わりに埋め込まれる人工の歯です。自然な見た目と機能性を備え、歯の寿命を延ばす手段として広く採用されています。

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インプラントのメーカーについて

インプラントの製造しているメーカーは約2000社にもおよび、その中でも有名な3大メーカーと呼ばれるものがあります。

①Nobel(ノーベル): ドイツのメーカーで、高品質かつ高い信頼性を誇ります。
②Straumann(ストローマン): スイスのメーカーで、先進的な技術と品質管理で知られています。
③Zimmer(ジーマ): 米国のメーカーで、広範な製品ラインと研究開発の進化に注目。最近ではジンヴィに名称を変更しました。


この3つのメーカーは世界的にも有名であり非常に良い性能のインプラントであることは間違いありません。しかしながら当院ではこの3大メーカーをあえて採用しておりません。
なぜでしょうか?それはこの3つのメーカーが海外メーカーであることに起因します。

日本人に合ったインプラントとは

海外に行ったとき、ハンバーガーのサイズが大きくて驚いたことがあります。
また、海外の町ですれ違う人々も日本人と比べて大柄である場合が多いのもイメージがつくかと思います。
さて、話を戻しますと前述の3大メーカーはすべてドイツ、スイス、米国と海外メーカーです。
つまり海外の方向けのサイズで設計されております。
日本人は世界的に見て小柄な人種であり顎の骨も薄く狭い傾向があります。そこに海外基準の顎の骨が厚く太い方向けのインプラントを入れるとサイズがアンバランスになる可能性が高いことは容易に想像できると思います。

したがって当院といたしましては前述の3大インプラントメーカーはとても優れたものであるが、小柄な日本人のサイズを考慮し設計された日本製のインプラントがもっとも好ましいという結論に至りました。そして日本製の中で最もシェアの多い京セラ製インプラントを採用しております。

もちろん、海外メーカーのインプラントを入れるために骨を作る手術(骨造成術)を行うという手段もございますが元々の自分の骨に比べると人工骨は強度が劣りますし、何より余分に追加処置料金がかかります。当院では日本人に合ったサイズの国産インプラントを採用することで追加の処置が必要になる可能性を比較的に最小にしております。(※それでもやむを得ず骨造成などの追加処置が必要になるケースもございますので予めご了承ください)

最後に

インプラント治療は、歯の健康を取り戻し、自然な笑顔を取り戻す手段の一つです。ご自身に合ったインプラントを選ぶ際には、歯科医との相談が重要です。歯の未来について悩んでいる方は、ぜひ歯科医と相談してみてくださいね。健康な歯は、素敵な笑顔の基盤です。

もっと詳しく知りたい方は当院のインプラント治療のページをご覧ください。
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